王将株、ストップ安 不適切取引で不信感広がる

小编王

産経2016.3.30 17:31
３０日の東京株式市場で、王将フードサービス株が値幅制限いっぱいまで売られるストップ安で取引を終えた。昨年来安値を更新。終値は前日比７００円（１６・７％）安の３５００円だった。１９９０年代半ば以降に特定の企業グループの経営者と計約２６０億円に上る不適切な取引を続けたと２９日に公表し、企業姿勢への不信感が広がった。

　取引開始直後から売り注文が殺到し、取引終了直前まで売買が成立しなかった。在阪の証券アナリストは「社長交代を機にクリーンなイメージづくりに取り組んできただけに、反動が大きい」と指摘した。