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米中首脳 北朝鮮への対応めぐり温度差が浮き彫りにNHK4月8日 19時09分
アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席との初めての首脳会談で、焦点だった北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり、双方は国連の制裁決議の完全な履行に向け協力の強化を確認する一方、北朝鮮への圧力の強化を迫るトランプ大統領と、中国のリードの下で対話を行うべきだという習主席との間で、温度差が浮き彫りになりました。 アメリカ南部フロリダ州で7日まで2日間行われた米中首脳会談では、北朝鮮の問題が最大の焦点で、両首脳は国連安保理決議の完全な履行に向け、協力の強化を確認しました。
そのうえでトランプ大統領は、中国が協力しない場合はアメリカが単独で対応を取る考えを伝え、習主席に北朝鮮に対する圧力を強化するよう迫りました。
中国外務省によりますと、これに対して習主席は、朝鮮半島の非核化を目指した取り組みと並行して、中国がリードする対話の枠組みに北朝鮮とアメリカが戻るべきだという従来の立場を示して対話による解決の重要性を強調し、米中の温度差が浮き彫りになりました。
また、中国側は北朝鮮が核やミサイルの開発を停止する一方、アメリカも朝鮮半島での軍事演習を停止し、双方が自制することで事態の打開を図る提案をしたということです。
さらに、習近平主席はトランプ大統領に対し、「1つの中国」の原則を改めて説明するとともに、南シナ海の問題については、人工島の開発は正当な権利だとする中国の立場を強調したということです。
中国外務省は、両首脳による交流は、今回、7時間を超え、重要な国際問題について幅広く意見を交換でき、今後の米中関係の発展の方向性を示した実りの多い会談だったと強調しました。
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