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節分の豆など 3歳ごろまでは注意をNHK2月2日 22時58分
3日の節分を前に、消費者庁は、小さい子どもが豆やナッツ類を気管に詰まらせる事故が相次いでいるとして、3歳ごろまでは乾いた豆やナッツ類を食べさせないよう注意を呼びかけています。
消費者庁によりますと、3歳以下の小さな子どもが豆やナッツ類を気管に詰まらせるなどした事故は、去年までの6年間に20件余り報告され、半数以上は、入院治療が必要となるなど重い症状に至ったということです。
具体的には、1歳の子どもが節分の豆を食べたあとから息がぜいぜいして夜も眠れなかったため、病院で治療を受けたところ、気管から大豆の破片が摘出されたというケースや、ピーナツを食べていた1歳の子どもがのどに詰まらせて顔色が悪くなったため、親が背中をたたくなどして取り出したといったケースが報告されています。
消費者庁によりますと、子どもののどは未発達なため、豆やナッツ類が気管に入りやすく、窒息の危険があるだけでなく、小さな破片でも気管に入って気管支炎や肺炎を起こすこともあるとしています。
このため消費者庁は、3歳ごろまでは乾いた豆やナッツ類を食べさせないよう、ホームページやツイッター、それに定期的に発信している「子ども安全メール」を通じて注意を呼びかけています。
来源: 節分の豆など 3歳ごろまでは注意を |