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中国の芸術系大学入試スタート、大学周辺ではメイクが盛況
人民網日本語版 2016年02月17日14:36
多くのスターを輩出してきた中国の芸術系大学・北京映画学院、中央戲劇学院、中国伝媒大学の入学試験がこのほど始まった。今年の3校の受験生は計8万7千人、演技・アナウンスなどの学科はいずれも人気で、高い倍率となっている。北京青年報が報じた。 中央戲劇学院がある昔ながらの街並みが残る路地・東棉花胡同に行ってみると、メイクスタジオ4、5店が「入試用のヌーディメイク」、「中央戲劇学院の受験生用のナチュラルなヌーディメイク」、「ティッシュで拭いても落ちないメイク」などの広告を掲げており、午前中は客が絶え間なく訪れていた。普段は本の販売やコピーを主な業務としているある本屋のメイクルームに入ってみると、ここも受験生を対象にしたメイクが行われていた。ちょうど、スタッフは、午後にオペラ学科の入試を受ける学生にメイクを施していた。「普段、メイクは業務の20%を占めるにすぎないが、中央戲劇学院の入試期間中は、90%以上を占める。朝8時の面接に備えるには、5時か6時にメイクを始めなければならない」。 毎年、中央戲劇学院の入試の時期になると、東棉花胡同のメイクアップアーティストは受験生より忙しくなる。メイクの価格は、使う化粧品やメイクアップアーティストによって異なり、100-500元(約1750-8700円)。「学生だから、すごく手の凝ったメイクはほとんどない。短い時間で完成するメイクがほとんどで、値段も安い」。 受験する学科によってメイクに対する規定も異なり、メイクアップアーティストのこれまでの経験からすると、「演技学科は、長所を引き出し、短所を隠すヌーディメイク。アナウンス学科もそんな感じ」という。 中央戲劇学院の受験生の待機エリアに行ってみると、ファンデーションや口紅を持参している受験生がいた。それでも、ヌーディメイクでも最終的に試験官に見破られていた。アナウンス・司会学科の待機エリアでは、試験官がウェットティッシュを準備して、化粧していないか検査し、厚化粧をしている受験生に対しては、化粧を落としてから試験会場に入るよう指示していた。関係者によると、演技学科は特に厳しく、ウェットティッシュやコットンを持って備えている係員がいるという。
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